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カテゴリー: 読書録

書評:営業はいらない

●誰向けか? コロナの影響で日本の営業リソースがだぶつくなか、そしてインサイドセールスが標準になりつつあるなかで 1つの指針になる本だと思います。 経営者、営業マネジャーはもちろんのこと、いま営業をしている人、そして法人向けのマーケター(いわゆるBマーケティング)を 目指している方にとっても参考になるのではないでしょうか。 ●ざっくりとした内容 まず、著者は日本ではまだ非効率な営業手法が蔓延っていること、 その背景には営業人員のだぶつきがあると指摘しています。 飛び込み、テレアポ、提案書の作成… こういった行動は効果を失いつつあるが、 いま... Read More

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読書記録:凍(沢木 耕太郎)

久々に紙の本を買いました。 残念ながらKindle非対応なのですが、紙の本はやっぱり読みやすいですね。 さて、本書は山野井泰史氏のギャチュンカン北壁登攀を題材にしたノンフィクション小説です。 山野井泰史氏のギャチュンカン登攀といえば、垂直の記憶で語られたスリルに満ちたエピソードが有名だと思います。 本書はその登攀記録の詳細版ともいえます。 奥様である妙子氏(なお、妙子氏も世界的な女性クライマーです)との会話、心情描写、死の淵に立たされた際の出来事など事細かに記載されており、 もちろん小説ですので一部は創作もあるでしょうが、極めてリアリティに富んだ内容と思いま... Read More

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読書記録:やせる! 若返る! 病気を防ぐ! 腸内フローラ10の真実

最近、この2冊の本を読みました。 テーマはどちらも腸内フローラがメインで、NHKスペシャルのほうがライトで読みやすいです。 後者の本はやや詳細であり、長いので読み飽きてしまうかも。 ■人間とマイクロバイオーム さて、腸内フローラ(腸内細菌)含めてマイクロバイオーム(人と共生する細菌叢)は数多存在します。 人は、人単独として生きているのではなく、腸内フローラや肌にいる常在菌含めてWin-Win関係を築いて生きているというのが最近の考え方なのだそうです。 腸内フローラは人によって組成が異なります。 食習慣や他人からの感染によってどの細菌の勢... Read More

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読書記録:アルピニズムと死 僕が登り続けてこられた理由(山野井 泰史)

日本を代表する登山家、山野井さんが2014年に出された本です。 名著、垂直の記憶が2004年に出版されたらしいので、その10年後に書かれた本ということです。 垂直の記憶はハラハラとするような命がけのアルパインクライミングが描かれていて、 読んでいて興奮を覚えた方も多かったのではないかなと思います。 ギャチュンカンの登山で雪崩にあい、一時的に視力を失い、凍傷で手足の指の多くを失いつつも生き延びた山野井氏は、 その後もリハビリやトレーニングをかさねて登山に復帰しています。 昔のようなパフォーマンスを出せないことを悔しく思い、大変苦労されたこと... Read More

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BtoB事業におけるマーケティングオートメーションの意義

先日、Salesforceが提供するマーケティングオートメーションツールであるPardotに関する勉強会に参加してきました。 マーケティングオートメーション(MA)という概念自体はなんとなく知っていたものの、その本質がなんたるかの理解が薄かった。 しかし、その場の勉強会+頂いた本のお陰でだいぶ理解が進みました。 今回は(特に)BtoB事業におけるマーケティングオートメーションの意義についてまとめてみようと思います。 ちなみに頂いた本は冒頭に掲載したtoBeマーケティング代表の方の本です。 toBeマーケティングはPardotをはじめとした業務改善系SaaSの導入コ... Read More

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書評:麹町中学校の型破り校長 非常識な教え

同書は最近話題になっている麹町中学校の校長である工藤氏の本です。 同氏の本は他にも複数出ていまして、お子様の教育のみならず教育や人材に関わる方であれば参考になると思います。 工藤氏は学校教育の行動1つ1つを目的から逆算して見直し改革を進めています。 勉強に関していえば、必要な知識を身につけることが目的です。 それにひもづいてテストや宿題といったものがある。 しかし、いまの学校はテストや宿題をやること自体が目的化している。 そうした不合理に切り込んでいます。少し具体例を記載します。 ●宿題 学校ではいまや毎日宿題が出されます。しかし、宿題の目的は知... Read More

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書評:日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学(1)

よく「日本の働き方は○○!」みたいな批判がよく出てきますが、 そうした批判はある1つの側面だけを切り取っていることが多いなと感じています。 そもそも日本人である私自身がこの国の働き方の特徴についてよく理解していないのではと思い、 興味を持って読み始めてみました。 さて、新書ということで気軽に読めるやつかなと思っていたのですが、 よく見てみると600ページもあるんですね。 かなり多くの参考文献が引用されており、 きわめて肉厚な本だというのが第一印象です。 1回のブログ記事では書ききれないし、私自身がまとめきれないので 抜粋する形で書いてみようかなぁと... Read More

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書評:「普通がいい」という病~「自分を取りもどす」10講

本書はけっこうな長編でして、書評としてパッとまとめることは非常に難しいのですが、 内容は非常におもしろいため印象的な部分を切り出しつつ書こうかなぁと思います。 本書の一貫したテーマは、 ・多数派 ・常識 ・理性 ・世間体 … みたいなものを気にせず、もっと自分の心のありのまま生きようという話です。 「日本は同調圧力が強い」、「和を尊ぶ」よく言われますが、 本来人には個性がありますから同調するというのはストレスが伴います。 しかし、そうした心や体のストレスを無視して頭の理性でなんとかこなそうとするので 潜在的にどんどんとストレスがたまっていき爆発し... Read More

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書評:「科学的」人事の衝撃―HRテックで実現するマーケティング思考の人事戦略

人事もマーケティングみたいにもっとデータをベースとして進めていったらどうですか? という内容の本です。 人事はビジネスの中でも特にIT化が遅れている分野であり、データ活用は行われていない、 情報は分散している、定性的であるという現実があります(それが問題かどうかはともかく)。 ◆著者はタレントパレットの方 どなたが書かれているのかなぁと思ったら、なるほどタレントパレットの方でした。 ウェブサイトにもちゃんと宣伝が載っていましたねえ。 タレントパレットとは、社内人材管理システムです。 各社員の名簿、評価推移、簡易的なモチベーションサーベイな... Read More

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書評:ぼく、街金やってます: 悲しくもおかしい多重債務者の現実

最近、話題になっている本書を読んでみました。非常にライトなタッチで読みやすいです。 私はKindleの読み上げ機能を利用してバーっと1日で読んでしまいました。 ■闇金と街金は別物 私も誤解していたのですが、まず闇金と街金は別物です。 街金は法定金利内で貸しているし、貸金業の免許も持っています。 貸し出す元のお金は投資家から借りていて、それをもとでに債務者に貸すという構造のようです。 投資家には利回り10%、債務者には金利15%でかして差額の5%で儲ける仕組み。 5%というと「なかなか儲かりますね」という印象ですが、 債務者は銀行やノンバンクから借... Read More

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