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決算斜め読み:Sansan 2020/5期 3Q

名刺管理のSaaSでトップシェアを誇るSansanについて書きます。
景気変動に強いと言われるSaaS銘柄ですから、日本を代表するSaaSであるSansanの動向は注目すべきものですね。


●決算内容
・悪かった
・イベント中止等で下方修正


●決算数字
3Q累計
・売上:9,671M (+31.4%)
・営業利益:193M

通期計画の変更
・売上:13,816M → 13,221M (▲595M / ▲4.4%)
・営業利益:724M → 591M (▲133M / ▲18.4%)

これはEight事業におけるイベント売上等の減少が影響している。
一方でSansanはサブスクリプションモデルであり、非常に低い解約率であることから短期的には業績にマイナス影響はない。
しかし、新規受注にはマイナス影響が出る可能性があるとしている。


●事業進捗

Sansan事業は契約件数、単価も上昇。
解約率(契約金額ベース)も減少しているが、これは契約の大型化が影響していそう。




解約率は下落傾向。これといった代替サービスもないし、SFA的な使い方をしているとスイッチングコストも大きい。




従業員数1000名以上の大企業の比率が上昇しており、これが単価の上昇と解約率の低下に寄与していると思われる。




SaaSの鉄板、アドオンや連携アプリを増やして単価を向上もしくはスイッチングコストを高める。
利用社数が大きくなれば専用アドオンをつくれるよう開発者に公開されたりするかもしれないが、いまは有名所との提携に集中している様子。
帝国データバンクと連携すると、名刺をスキャンした際に反社チェックも行われるらしい・・・これは面白い。




そういえば、リモートワーク、オンライン商談になってから名刺交換ってしてないな…
名刺交換という文化はなくなりはしないと思うけれど、今後リモートが普通になると確実に減りますね。
そうなるとSansanとしては困るわけですね。

普通にメールの署名で良くない?とは思いますが。




さて、コロナの営業活動への影響は通期決算で明らかになるでしょう。
大手企業の受注に集中してきた昨今ですが、商談の遅延、長期化がネックになりそうです。

ところで、Sansanがオンライン商談するときは当然名刺交換しないと思うのですけど、気まずくならないんですかね?

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