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決算斜め読み:コロナ特需があったモノタロウ 2020/12期 1Q

今回は間接資材通販のmonotaRo(モノタロウ)について書きます。
建設現場、工場… そういったところで使われる工具や衣服、部品などの資材関連の通販をしています。

同社は極めて優良企業でありCAGR20%〜25%で成長し続けています。


※マネックス証券の銘柄スカウターより引用


●決算内容
・良かった、売上は予想通りで利益は強かった
・マスクや防護服が特需で売上が伸びた一方で法人顧客の製造業からの受注は弱含んだ
・アカウント獲得数は想定を上回った


●決算数字
1Q
・売上:36,933M (+18.9%, 計画比+1.2%)
・営業利益:4,504M (+26.2%, 計画比+5.0%)

通期計画
・売上:156,468M (+19.0%)
・営業利益:18,569M (+17.2%)

新規アカウント数
1Q:+274,791 通期計画:+918,000
→コロナの影響でマスクや消毒液が特需で個人アカウントが急増した


●その他

同社が面白いのはリピート顧客の売上成長率がざっくりと推定できることです。
こうした間接資材を豊富に取り揃えているのはモノタロウだけであり、顧客からするとオンリーワンの選択になっています。
ただし景気によって需要は変動しますから、今後の不景気に対して業績は影響を受けるでしょう。

年間の売上成長率を18.9%と例年より弱めに読んだのは、もともと下降トレンドだった日本の景気を織り込んだものといえます。
きわめてデータ重視の会社ですね。




●株価

最近、高値を更新したようです。
一方で先にも記載したように、不景気によって製造業や建設業、自動車が弱まれば同社の売上にも悪影響が出ます。
2009/12期には業績が下落していますから、1Qの結果だけみて高値更新というのはちょっと期待値が高すぎるのではないかと思いました。

2Qは引き続き個人のマスクや消毒液に対する需要は強まりつつも、4月は法人需要がぐっと冷え込んでいるはずですから警戒が必要でしょう。
業績を読みづらい時期だと思います。

自粛が緩和され大きな混乱が過ぎ去ったあとであれば
同社の業績予想精度は高いですから安心して投資できるようになるのではないでしょうか。

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