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Everbridge $EVBG 1Q-2020 決算&カンファレンスコール解説

今回は危機管理SaaSのEverbridgeについて書きます。コロナ対策のサービスも提供しており、withコロナでも強いと思われる銘柄です。私も保有中。
もう少し詳しいことは決算カンファレンスコールのtranscriptが出てから追記しようかと思います。

決算斜め読み:Everbridge $EVBG 4Q-FY20


●決算内容
・良かった
・決算は売上、EPSともに○
・ガイダンスは2Q、通期とも売上、EPSともに○


●決算数字
1Q決算
・売上:58.9M (予:57.7M) →○
・EPS(non-GAAP):-0.16 (予:-0.36) →○

売上成長率は38%でした。1Q-2019は40%でした。
また、顧客数は5,218社(+15%)でした。1Q-2019は4,532社(+28%)でした。

マサチューセッツ州やノルウェイの携帯通信会社に導入されるなど大型案件が進捗したようです。


●ガイダンス
2Qガイダンス
・売上:63.1M (予:62.8M) →○
・EPS:-0.21 (予:-0.21) →○

通期ガイダンス
・売上:262.5M (予:259.9M) →○
・EPS:-0.18 (予:-0.76) →○

ガイダンスはやや上方修正されました。通期の売上成長率予想は+31%になりました。


●決算カンファレンスコール補足
・1Qでは多くの自治体、企業でコロナに関するアラートが利用された
・コロナ危機は多くの組織に危機管理の重要性を経営レベルで認識させた
・かつてないほどの引き合いと、既存顧客の利用拡大(エンゲージメント)が確認された
・組織内の感染者の特定、工場やビルのアクセスコントロールを伝達する、移動が多い人員の監視、濃厚接触者の特定や隔離など用途は広い
・既存顧客からの新たなユースケースの問い合わせ(利用拡大)が活発だった
・新規顧客194社のうち129社はマルチパッケージ(複数サービス利用)を選択肢、マルチパッケージ案件数はYoY+40%以上だった
・そのうち、年契約額10万ドル以上の取引は40件でYoY+82%、20万ドル以上はYoY+110%と大型受注が一気に増加した
・海外売上比率は20%、業種別売上は変わらず企業が59%、公的機関が29%、医療機関が12%
・1Qにはシスコ、ブリストル・マイヤーズスクイブ含めた国際的大企業が複数社契約した
・マサチューセッツ州が新たに契約したほか、既存のニューヨーク州など利用が拡大した
・ドルベースのリテンションレートは110%を超えている
・2Q以降の見通しはポジティブだが、一部不況にさらされる業界や営業の足かせでグローバル企業の受注時期がずれ込む可能性はある

→基本的にはかつてないぐらいの引き合い、パイプラインの積み上がり、既存顧客の利用拡大がある。
 ただし同社のガイダンスは保守的で、商談の遅延などを考慮して慎重に算出したとのことだった。


●感想
・コロナの影響を受ける中でもガイダンスは予想を上回ってきたのが良かった。淡々と売上成長している印象
・かつてない強い引き合い、既存顧客の利用拡大がある中でも商談の遅れなどを考慮してガイダンスは保守的に出してきた模様。
 アップサイドがあるように感じる。



●株価

株価はコロナ特需期待で2月に上がり、その後は方向感の無いグズグズした展開でしたが
決算を受けてアフターマーケットでは株価が上昇しました。

小型で注目度が低く、PSRも20倍弱と地味な銘柄ですので、もう少し知れ渡れば株価がグッと伸びそうですね。

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