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RingCentral $RNG 1Q-2020 決算&カンファレンスコール解説

今回はチャット、電話、ビデオなどコミュニケーションツールをオールインワンで提供するRingCentralについて書きます。
私ならそれぞれベストなツールを選択したい(チャットならSlack、ビデオならZoom…どうせそれぞれintegrationできるし)という気もしますが、
たぶん好みの問題なんでしょうね。

RingCentralならすべてのコミュニケーションツールが1つのアプリケーションにまとまっています。モバイルアプリも同様です。
これはユーザからしたら楽ちんです。コミュニケーションツールを選ぶことに脳みそを使わなくて済みます。

また、SalesforceやZendeskなど他のSaaSとも連携が可能です。
複数のアプリをいちいち連携するよりもRingCentral1本と連携しておけばOKというのは、システム管理者からしても気楽かもしれません。
(ただ、それいえばSlackにもビデオ通話機能はあるわけですが)

RingCentralはSlackやZoomのような他のコミュニケーションツールの決算を占う良い材料になるでしょう。
そうした点でも注目度が高いですね。


●決算内容
・決算、ガイダンスともにOK
・特需で予想を大きく上回るような動きはなかったが、ガイダンス自体がコンサバなためと思われる
・同社は過去、決算をしくじったことはない

●決算数字
・売上:268M (予:257M)→○
・EPS:0.19(予:0.18)→○

売上高成長率は33%でした。サブスクリプション売上の成長率は33%でした。
ARRは33%成長、中堅向けARRの成長率は52%でした。大手向けARRの成長率は59%でした。


●ガイダンス
2Q
・売上:263.0M(予:263.0)→○
・EPS:0.21(予:0.20)→○

通期
・売上:1,027B(従来会社予想:1,023M)
・EPS:0.93(従来会社予想:0.94)
→売上は若干の上方修正


●補足
・ビデオ会議 RingCentral Videoをリリース
・2Qも引き続き見込み客が例年よりも多い状態
・ただし、ガイダンスは慎重に出している
・WFHによりデスクトップフォンの売上が低下する見通し


●カンファレンスコール
・4月の新規顧客獲得数は前年比+40%
・業績を牽引しているのは中堅〜大手、業界でいえば教育、金融、医療機関などバーティカルな展開が奏功した
 ・たとえばコーネル大学、大手保険会社、大手病院チェーンなど
 ・オンプレミスの古い通信システムをリプレイスする事例が多い
・コロナが追い風
 ・モバイルアプリのダウンロード数は4月vs2月で180%増
 ・4月のチャット投稿数は2月の70%増
 ・4月のビデオ会議時間は2月の200%増
 ・4月の通話時間は2月の150%増
 ・小売や旅行業界の顧客は解約率が増加したが、これらの業界のさらにSBMはユーザの10%に満たない
 ・デスクトップフォンの利用が低下したが、これはメイン商品ではないので影響が少ない
・ガイダンスについて
 ・今期いっぱいは不景気で、在宅ワークが続くと予想
 ・為替の影響が通期では-5M 〜 -10Mと予想
 ・SMBの解約は保守的に見ている


●株価

WFM銘柄だけあって力強い伸びを示しています。
同社のガイダンスは保守的であり、足元の数字の強さやSMBのユーザ比率の低さからしてみれば
2Qおよび通期は問題ないのではないでしょうか。良い銘柄なのかなと思いました。


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