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HENNGE(4475) 2020/9期 2Q決算解説

今回は最近珍しく、日本株のHENNGEについて書いてみます。
同社のサービスはIDaaS、米国株でいえばOKTAに近いサービスを展開しています。
SaaSが広がれば社員のID管理、セキュリティは重要な論点になりますからIDaaSの需要も伸びることが予想されます。


●決算内容
・ほぼ計画通り
・コロナによる急激なデジタル化は見られない
・コロナは新規顧客獲得に影響が出る可能性あるが今期数字には影響なし


●決算数字
2Q単体
・売上:1,013M
・営業利益:130M
・EPS:3.6円

2Q累計
・売上:1,953M
・営業利益:127M

2Q累計の売上高成長率は+21%でした。
主要サービスであるHENNGE Oneの売上高成長率は25.8%でした。

HENNGE Oneの顧客数は1,548社となり、YoYで+19.3%でした。契約ユーザ数は+24.5%でした。ARRは+23.0%でした。
金額ベースの月次解約率は0.18%となりました。


●計画
通期
・売上:4,110M (+19.9%)
・営業利益:259M (+38.3%)


●コロナの影響
・もともとリモートワークをとりいれていたため、問題なくリモートに移行
・イベントやセミナーが行えないためリードや顧客獲得に影響
・しかし、もともと商談が長期間なので今期への影響はなし
・リモートワーク普及によるアップセル機会あり
・企業の社員数が減少すると企業あたりの単価が下がる可能性あり

→SaaS利用が一気に伸びて恩恵を受けるという雰囲気ではなさそう


●所感
・日本企業では米国のような急激なクラウド化、デジタル化は起こっていないのか、あまり強気の見込みではなさそうだった
・米SaaS企業で導入の摩擦が少ないものはいずれも成長が再加速している
・ただ、同社のセールスサイクルがもともと長いと書かれていることからすると、プロダクトのつくりなのか料金体系なのか、
 それとも日本という国柄なのかすんなり導入というわけにはいかないようだ


●株価
上場来右肩あがりで順調です。PSRは約13倍であり、他SaaS銘柄との比較および売上成長率からするとちょっと高めな印象かもしれません。

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